
ミノキシジルは、AGA(男性型脱毛症)の改善に強い効果を示す発毛薬です。ドラッグストアなどでも市販されているミノキシジルですが、決して安い商品ではありません。ミノキシジルは通販(個人輸入)を利用することで、安く購入できます。
ミノキシジルを購入する方法としては「通販」「市販」「クリニック処方」の3つが挙げられます。以下の表は、それぞれでミノキシジルを購入した場合にかかる費用を比較したものです。
購入方法 | 海外通販 | 市販 | 病院処方 |
購入できる剤型 | 内服薬 外用薬 |
外用薬 | 内服薬 外用薬 |
1ヶ月あたりの価格 | ・内服薬:1,000~5,000円ほど ・外用薬:2,500~4,500円ほど |
7,000円前後 | ・内服薬:8,000~10,000円ほど ・外用薬:6,000~8,000円ほど |
通販では、内服薬のミノキシジルタブレットを購入できます。市販で取り扱われているのは、直接頭皮に塗る外用薬のみです。
処方せん無しで効き目の高い内服薬を購入できるのは、通販ならではのメリットですね。
このページでは、ミノキシジルの個人輸入について紹介しています。効果や副作用、種類などもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
通販で買えるミノキシジルは外用薬と内服薬の2種類
ミノキシジルの種類は、大きく分けて内服薬(飲み薬)と外用薬(塗り薬)に分けられます。通販ではいずれのタイプも販売されていますが、それぞれに複数種類の商品があります。
内服薬(ロニタブなど)について
通販で購入できる内服薬タイプのミノキシジルとしては、以下が挙げられます。
外用薬(ロゲインなど)について
通販で購入できる外用薬タイプのミノキシジルとしては、以下が挙げられます。
商品名 | ツゲイン | ミントップ | ミノキシトップ |
---|---|---|---|
値段 | 1本:3,980円 | 1本:4,480円 | 1本:2,780円 |
ミノキシジル配合量 | 2%・5%・10% | 5%のみ | 5%・10% |
購入リンク |
市販薬のリアップ(大正製薬)は、1本につき7,000円ほどで購入できます。
ミノキシジルの内服薬はどんな薬?
内服薬のミノキシジルは、1日1回の服用で発毛効果を発揮する飲むタイプの育毛剤です。ミノキシジルタブレットとも呼ばれます。元々はロニテンという名前で高血圧症の治療薬として用いられていました。高血圧の薬として開発が進められている中で発毛効果が発見されたことにより、AGA治療薬として使用されるようになりました。
内服薬のミノキシジルは、日本では未承認の薬となります。一般的な病院では、処方を行っていないことがほとんどです。
通販を利用すれば、自分で個人輸入することも可能です。
内服タイプのミノキシジルには、外用タイプよりも強力な効果が期待できるため非常に高い人気があります。
効き目が強い反面、副作用のリスクもあります。ミノキシジルの内服薬を用いるのであれば、起こり得る副作用は必ず把握しておきましょう。
ミノキシジルの外用薬はどんな薬?
ミノキシジルの外用薬として、世界で最も高い知名度を誇る薬が「ロゲイン」です。日本国内では大正製薬のリアップの方が知られていますが、世界規模で見れば圧倒的にロゲインが有名です。
海外医薬品を取り扱っている通販サイトを利用することで、ロゲインのジェネリックを購入できます。ロゲインジェネリックは非常に安価な点が魅力であり、日本で販売されているリアップの半額程度で購入可能です。
また通販で購入できるロゲインジェネリックには、日本で取り扱われていない10%配合の商品もあります。日本で定められているミノキシジルの配合量は5%までです。10%配合のミノキシジルには、より強力な発毛効果が期待できるため人気となっています。
ミノキシジルと他のAGA治療薬との併用
プロペシアとの併用で発毛と抜け毛予防のW効果
プロペシアは、有効成分としてフィナステリドを配合した内服型のAGA治療薬です。世界で初めてAGA治療に対する適応を獲得した飲み薬でもあります。
ミノキシジルが発毛を促す効果が期待できるのに対して、プロペシアに期待できる効果はAGAの進行抑制です。
ミノキシジルとプロペシアを同時に用いた場合、抜け毛を防ぎつつ、発毛を促進する治療を行うことができます。
それぞれを単体で使用するよりも大幅に高い効果が期待できる為、医療機関におけるAGA治療においても、2種類の薬を用いた治療が勧められています。
以上の理由から、ミノキシジルとプロペシアはセットで販売されることも多いです。
別々に購入するよりもお得に購入できますので、通販を利用される場合にはセット販売の有無を必ずチェックしましょう。
ザガーロとの併用で最強の育毛治療
ザガーロは、有効成分としてデュタステリドを配合している飲み薬タイプのAGA治療薬です。プロペシアを凌ぐ抜け毛予防効果を有するため、ミノキシジルとの併用によって非常に優れた薄毛改善効果が期待できます。
プロペシアで効果が得られなかった人でも、ザガーロに切り替えることで薄毛が改善されることがあります。プロペシアもザガーロも、AGAを引き起こす男性ホルモン(DHT)を生成する酵素(5α-還元酵素)を阻害する薬である点は同じです。異なるのは、それぞれが阻害する酵素の型です。5α-還元酵素には1型と2型が存在しており、プロペシアが2型にしか作用しないのに対して、ザガーロでは1型と2型の両方に作用します。
1型酵素もDHTの生成に関わっていますので、両方の型を同時に阻害できるザガーロの方がより強力な効果を発揮します。プロペシア以上の効果が期待できるザガーロとミノキシジルの併用は、最も強力な効き目を示すAGA治療といえます。
ミノキシジルの効果について

ミノキシジルの効果についておさらいします。
ミノキシジルは、AGAによる薄毛に対する有効性が認められた世界初の薬です。既に述べましたが、もともとは高血圧症の薬として開発されました。臨床試験を進める中で患者の多くに多毛症の副作用が確認されたことにより、AGA治療薬としての転用が検討されるようになったのです。
その後の研究によって確かな発毛効果が実証されたことにより、AGA治療薬として販売されるようになった経緯があります。
ミノキシジルは、飲んでも患部に直接塗っても発毛効果を発揮します。比較的に強力な作用を発揮するのは内服薬だと考えられています。
ミノキシジルの効果は、頭皮の血行を促進することで発揮されます。ミノキシジルの作用は血管の拡張です。縮まった血管を拡げることで、血の流れを改善します。
薄毛の原因には、発毛を行う毛母細胞の栄養不足が関わっています。血行が改善されることで、毛母細胞に十分な栄養が運ばれるようになります。不足していた栄養が補給されることで、 毛母細胞の増殖が活性化されて、丈夫な髪の発毛が促されます。
AGAに対する治療薬として高く推奨されている

出典:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン作成委員会 (https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf )
上記の表は、日本皮膚学会が発行しているガイドラインに記載されている治療方法の推奨度のリストです。
その他、ミノキシジルに関しては、以下のように記されていました。
■ミノキシジルの外用は有用か?
推奨度:A
推奨文:ミノキシジル外用を行うよう強く勧める (男性型脱毛症:5%ミノキシジル,女性型脱毛症:1% ミノキシジル)
■ミノキシジルの内服は有効か?
推奨度:D
推薦文:ミノキシジルの内服を行うべきではない
推奨度がアルファベットで記されていますが、どういった意味があるのでしょうか?推奨度に関して、ガイドラインでは以下のように定められていました。
推奨度:A | 行うよう強く勧める |
推奨度:B | 行うよう勧める |
推奨度:C1 | 行ってもよい |
推奨度:C2 | 行わないほうがよい |
推奨度:D | 行うべきではない |
このように5段階で推奨度が分けられています。強く推奨されている「A」に設定されている治療法は、疾患に対して第一選択されることが多いです。
ミノキシジルの外用に関していえば、男性型脱毛症および女性型脱毛症に対する使用が強く推奨されていることになります。実際に医療機関における薄毛外来の治療においても、ミノキシジル外用が使用される可能性が高いです。
逆にミノキシジルの内服に関しては、推奨度D(行うべきではない)とされています。
なぜミノキシジル内服薬の推奨度は低いのか?
ミノキシジルの内服薬の使用が推奨されていない理由は、安全性の問題にあります。ガイドラインによると、内服薬を使った臨床試験は実施されておらず、治療で得られる利益と危険性の検証が不十分であるとされています。
とはいえ、ミノキシジルの内服により、多くの患者の薄毛に改善が見られているのも確かです。実際にミノキシジルタブレットを輸入して、患者に処方しているAGAクリニックも数多くあります。
ミノキシジルタブレットを自分で個人輸入して使用する場合には、副作用のリスクは自己責任になります。副作用に関してはよく理解したうえで購入を検討しましょう。
ミノキシジル外用薬の臨床試験
以下は、大正製薬が公開している「リアップX5」の臨床成績をグラフにしたものです。リアップX5には、ミノキシジル5%が配合されています。
グラフの画像
臨床試験で変化が観測されたのは、1平方センチメートルあたりに生えている頭髪の本数です。治療開始から4~24週目までの変化です。
上記の表で著明な変化が現れ出したのは、治療開始から8週間後からです。4週目までは1.4本しかなかった髪が、19本にまで増えました。12週間後の時点で増加率はピークに達しており、元々の15倍以上の本数にまで成長しました。
成長率もさることながら、2ヶ月の治療で目に見える変化が現れる即効性も目を見張るものがあります。
参考:リアップX5プラスの発毛効果データ | 大正製薬(https://brand.taisho.co.jp/riup/riupx5/data/)
ミノキシジルの副作用と使用上の注意

ミノキシジルは強力な効き目を有する薬ですが、その反面、副作用のリスクがあることも知っておく必要があります。ミノキシジルの副作用および服用の注意点を紹介します。
ミノキシジルの副作用一覧
ミノキシジルで起こり得る副作用の症状は、外用薬と内服薬でそれぞれ異なります。
- 血圧低下
- 心拍数増加
- 動悸・息切れ
- 胸の痛み
- うっ血性心不全
- むくみ
- 急激な体重増加
- etc…
- 頭皮の発疹
- 発赤
- かゆみ
- かぶれ
- ふけ
- 局所熱感
- etc…
内服薬の副作用の報告例数は少ないとされていますが、比較的に重い症状の副作用が目立ちます。高血圧症の治療に使われる薬でもありますので、血圧の低下などが生じることもあります。もともと低血圧の人は要注意です。
外用薬の副作用は、塗布面に見られる皮膚症状が主になります。比較的に軽度な症状ではありますが、頭皮が荒れてしまうと、かえって薄毛が進行する原因になります。異常を感じた場合には、ミノキシジルの使用を中止して医師に相談した方が良いでしょう。
またいずれの場合でも起こり得るのが、初期脱毛です。
初期脱毛とは、治療を始めた時期に一時的に抜け毛が増える副作用のことを指します。これはあくまで古い毛が抜けているだけであり、後から新しくて丈夫な髪の毛が生えてきます。
ミノキシジルの効果が発揮されている証でもありますので、初期脱毛がおきたからといって治療を中止してしまわないようにしましょう。
ミノキシジルの使用が禁じられている人
ミノキシジルを使用できるのは、薄毛の症状や年齢、持病の有無など、ある一定の基準を満たしている人のみです。以下に該当する人は、ミノキシジルの使用が禁じられています。
- 20歳未満の人
- 円形脱毛症の人
- 急激な脱毛や斑状の脱毛がある人
- 心臓や腎臓に障害がある人
- 甲状腺機能障害のある人
- 頭皮に傷や湿疹がある人
男性型脱毛症(壮年性脱毛症)以外の脱毛にはミノキシジルを用いることができません。抜け毛がまだら状に発生していたり、急激な抜け毛がある場合には別の原因が考えられます。
また女性が使用できるのは2%の含有量の薬だけです。男性用(5%以上)のミノキシジルを女性が使うことはできません。
ミノキシジルと相性の悪い薬
ミノキシジルには飲み合わせの悪い薬があります。飲み合わせの悪い薬と併用してしまうと、危険な副作用の発現を招くおそれがあります。現在他に服用中の薬がある場合には、ミノキシジルとの相性を確認しましょう。
- 併用が危険な薬は特に指定されていません
- イブプロフェン(鎮痛剤)
- イミグラン(片頭痛の薬)
- スマトリプタン(片頭痛の薬)
- ED治療薬
- 降圧剤
これらの薬をミノキシジルの内服薬と飲み合わせた場合、急激な血圧の低下が生じるおそれがあります。血管を拡張するミノキシジルの作用が、過度に増強されるためです。
イブプロフェンに関しては、風邪薬などにも含まれているため要注意です。
女性は専用のミノキシジルを使う必要がある
ミノキシジルの外用薬や内服薬は、基本的に男性用の規格で作られています。女性の場合、女性用の規格で作られているミノキシジル以外を使うことはできません。
女性専用のミノキシジル製剤としては、ドラッグストアなどで市販されている「リアップジェンヌ」が挙げられます。
海外通販で購入できる女性用の育毛剤としては「ヘアフォーユー(女性用)」が挙げられます。ミノキシジルの含有量が女性に適した規格(2%)に抑えられており、相乗効果の期待できるアミネキシルという成分もブレンドされています。国内の市販薬よりも安価で購入できるため、治療を続けやすいメリットがあります。
内服薬に関して、病院ではミノキシジル2.5mg含有のタブレットが処方されることが多いです。
海外通販でも女性用のミノキシジルは販売されていますが、副作用などのリスクは自己責任となります。不安な方は、一度病院を受診して検査などを受けてから検討してみてはいかがでしょうか。
海外通販を使ったミノキシジルの購入について
おさらいになりますが、ミノキシジルを購入する方法としては以下の3つが挙げられます。
- 薄毛外来を行っている病院で処方してもらう
- ドラッグストアや国内通販で市販薬を購入する
- 海外医薬品専門の通販サイトで購入する
それぞれに一長一短がありますが、近年では海外医薬品専門の通販サイトを利用したミノキシジルの購入の人気が高まっています。病院で処方してもらうより安価であり、市販薬にない豊富な種類の薬(内服薬を含む)を購入できるためです。
海外医薬品の通販は、業者が個人輸入を代行する形になります。個人輸入にかかる面倒な手続きを、業者側が肩代わりして行ってくれます。
医薬品の個人輸入自体は違法な行為ではありません。購入したミノキシジル製剤などの薬を本人が使用する場合に限り、海外からの個人輸入が認められています。
海外医薬品を取り扱っている通販サイトは、個人輸入代行サイトと呼ばれます。個人輸入代行サイトでは、一般的な通販(Amazonや楽天など)で買い物をする時と同様の手順で、手軽に医薬品を購入できます。
ただし、医薬品の個人輸入は全て自己責任となります。悪質なサイトを利用してしまうと、偽物の医薬品が送られてくるといったトラブルも起こり得ます。
海外医薬品を個人輸入する際に重要となるのが、サイト選びです。その業者が本当に信頼できるのか、見極めることが大切です。
以下は購入方法ごとのメリットです。購入方法を決める際には、自分が何を優先したいのかをよく考えましょう。
- 個人輸入代行サイト=費用が抑えられる
- ドラッグストア=すぐに購入できる
- クリニックや病院=安全に治療できる
薄毛治療にかかる費用を節約したい人には、圧倒的に個人輸入代行サイトがおすすめです。
とはいえ、薬の使用に慣れていない人では、まずはクリニックを受診してみると安心だと思います。治療に慣れてきた段階で、次のステップとして治療費の節約を検討してみてはいかがでしょうか。
海外通販でミノキシジルを買った人の口コミ

個人輸入代行サイトを利用して、海外製のミノキシジルを購入した人の口コミを集めました。国内で市販されているリアップなどを購入した人のクチコミとは違った感想が見られます。
なかなか良いですよ!
ツゲインを使うまでは、国内有名製薬会社の、リ*ップを使用していましたが 価格が高いのが難点でした、ツゲインはリ*ップの半額程度で買えるし 2ヶ月ほど使用しましたが、効果も変わらないようなので、再購入しました、 ただ、容器が使いずらく、そこが改善されると良いのですが!
引用:https://stopsoftwarepatents.org/cat-12/pro-24/rev-3
箱に傷が付いているのが気になります。
定期的にこちらでツゲインを購入している者です。この薬自体はとても効果を感じており、ドーナッツの穴のように禿げていた部分もだんだんと黒々としてきました。ただ、今回は毎度ちょっと気になったことがあったのでこちらでお話しさせていただきます。毎度毎度商品の箱に傷が付いているのがきになります。確かに現地で梱包されているものなので仕方ないとは思いますが、一応他人のものなので少しは大事に扱っていただきたいなと思います。中のビンが割れていることはないので私が細かすぎるのかもしれませんが気になったので一言言わせていただきました。
引用:https://okusurinavi.shop/prd_review.php?pid=166#item_review
一回で受け取れなかった
4箱買ったら、ミノキは一回に送れる量が制限あるとかで翌月受け取り。半年分セットとかにそのような事が確かに書いてあった。一回の使用時に大量消費してしまうので届くまでぎりぎりもったけれども、できれば一回で受け取れるといいんだがなあ 髪はちょっとずつ生えてる
引用:https://stopsoftwarepatents.org/cat-12/pro-24/rev-3
ミノキシジルの海外通販(個人輸入)まとめ
ここまでミノキシジルの通販について紹介しました。最後にミノキシジルを個人輸入した場合のメリットをおさらいします。
- ミノキシジルを使った治療費を節約できる
- 市販されていない飲み薬タイプのミノキシジルを購入できる
- 幅広い種類の商品の中から自分に合った条件の薬を選べる